【清須市立春日中】保育園の子どもたちとふれ合おう〜3年家庭科「保育園実習」〜
- 公開日
- 2016/02/02
- 更新日
- 2016/02/02
ちょっといい話
11月に、家庭科の学習で幼児とふれ合う活動を通して、幼児との関わり方を学ぶ学習をしました。保育園へ出かけるまでには、自分たちの小さかった頃を思い出したり、幼児にとっての遊びの大切さを学んだりしました。そして、子どもたちが楽しめると思うおもちゃをグループで考え、手作りのおもちゃを作りました。紙コップのけん玉や玉当てゲーム、中には畳1畳もあるかというモグラたたきなどの大きなおもちゃも出来上がりました。
説明の仕方も練習して、準備万端で出かけたのですが、はじめは生徒たちも園児たちも緊張の様子。ぎこちない様子で遊びが始まりました。しかし、そこは子ども同士。すぐに打ち解けて、明るい声が飛び交います。生徒たちも、手取り足取り優しく遊び方を教えてあげる生徒、「すごいねえ、上手だねえ」と盛り上げる生徒、小さい子の目線まで下がってじっくり話を聞いてあげる生徒、おんぶやだっこをせがまれても嫌な顔1つしない生徒などなど、いつもとは違う様々な面を見せました。おもちゃでの遊びの後は、園庭に出て体操や踊りをいっしょに楽しみました。楽しい時間はあっという間で、終わりの時間になってしまいます。お互いにお礼を言って、保育園を出ました。
園児たちは、「おにいちゃーん、ありがとう」「また来てねえ」といつまでも手を振りながら見送ってくれました。生徒たちは、それに笑顔で答えながら、「来てよかった」「かわいかった」「ずっとここにいたい」と、中には涙ぐむ生徒もいました。
ほんの2時間ほどの交流でしたが、生徒たちにとっては園児との楽しい思い出と共に、自分たちの成長を実感できた有意義な時間となりました。