モラルBOX日記

【豊田市立石畳小】 ICTで学ぶ著作権の授業

公開日
2016/02/22
更新日
2016/02/22

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、全校児童が陶芸に取り組んでいます。児童はもの作りが大好きで、毎年様々な題材に取り組みながら腕を上げています。
 今回、制作の過程で、自分の作品や友だちの作品を大切にしてほしいという思いで「友だちの作品に落書きをしないで」という題材の授業をしました。
 まず、コンピュータの映像クリップで、友だちの描いた絵を変だからと勝手に手直ししてしまうお話と、人の作品をまねて描いてしまったお話を見ました。児童から「どんな作品もがんばって作った作品だから大切にしないといけないな」「友だちと似た作品を作ってしまったことがあった。これからは自分でよく考えて作りたいと思った」という感想が出されました。さらに、情報支援員の方に著作物の尊重、著作者人格権を分かりやすく解説してもらい、授業を終えました。
 今年も様々な楽しい作品ができあがりました。自分なりの表現を探しながら作る姿、友だちの作品を「すごいね」と褒める姿から、自分の作品、友だちの作品を大切にする心が育っていることが感じられ、うれしく思いました。