モラルBOX日記

【小牧市立小牧西中】 心の教育推進活動 「全校道徳『人生はチャレンジだ』」

公開日
2016/03/04
更新日
2016/03/04

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 小牧西中学校では各学期に一度、全校一斉道徳を実施している。今年度の2学期、3年生は、『人生はチャレンジだ』と題して、ハンディキャップをもつ方についての理解を深め、共に生活していくことの大切さや、障がいに負けない前向きな気持ちから学んだことを自身の生活に生かしていく必要性について考える授業を行った。
 まず、全校道徳の授業において、事故で利き手の指を失ったものの、それをバネに障がいを克服していくための各種の発明品を生み出している「三河のエジソン」こと加藤源重さんの奮闘ぶりを描いたドキュメントを視聴した。その後、自らも利き手ではない方の手で今回の道徳のタイトル「人生はチャレンジだ」と書いてみることにより、利き手が使えない大変さを実感する中で、実際の生活の中で直面する困難さについて考える実践を行った。
 生徒たちは、やりもしないうちから「できない」と言って物事を諦めてしまうことなく、挑戦する姿勢や最後までやり遂げることの大切さについて気付くとともに、人生はチャレンジしていくものだということを学ぶことができた。
 更に翌週、道徳で学習した加藤源重さんを学校にお招きしてお話を聞く機会を設けた。加藤さんの一言一言が心に染みる貴重な時間となり、講演後、生徒たちには加藤さんからもらったメッセージを今後に生かしいこうと決意する姿が見られた。
<生徒の感想>
 「諦めず、何度も何度も挑戦する加藤さんの姿勢がすばらしいと思った。」
 「失敗をしても、そこでストップしてしまうのではなく、そこから得たものを次に生かしていこうとする態度を自分も見習いたい。」
 「発明品の数々を実際に見たり触ったりすることができて感激した。どの作品もアイデアや完成度がすごくて、加藤さんは努力の天才だと思った。」