【豊田市立四郷小学校】「安全と健康への配慮〜ゲームに熱中すると〜」
- 公開日
- 2016/06/30
- 更新日
- 2016/06/30
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校3年生を対象に、ネットモラルの授業をコンピューター室にて行った。授業の始めに「ゲームなどをする時間は決まっているか」という質問をしたところ、31人中24人が「はい」、7人が「いいえ」という回答だった。しかし、決まってはいるものの、きちんと守られている子は、それほど多くはないというのが実態だった。
授業の流れは、
・パソコンの画面で動画を視聴し、内容をつかむ。
・約束を守らなかった「けんた」は、どうなったかを考える。
・ゲームをするときに気をつけることを考え、発表する。
振り返りでは、「時間を決めて、言われなくても時間になったら自分でやめる」「もっとやりたくても健康のために我慢する」など、自分の生活を見直す意見をたくさん書くことができた。しかし、あえて授業の最後に子どもたちの大好きな算数の計算ソフト「ナイガイガー」を行うと、熱中するあまり「やめましょう」の指示が一度で聞けない子が多くいた。このことから、自分の意思で約束を守っていくことの難しさを実感させることができた。今回の授業が、生活を見直すだけでなく、実践に結びつくことを期待している。