【稲沢市立領内小】人権の花運動への取組
- 公開日
- 2016/10/07
- 更新日
- 2016/10/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
今年度、領内小学校では、地域人権活性化事業「人権の花運動」に取り組んでいます。花の種や苗を児童が協力しながら育てることを通して、生命の尊さを実感し、協力、感謝することの大切さを学ぶとともに、情操を豊かにし、優しさと思いやりの心を体得させ、人権思想を育むことをねらいとしています。
5月に行った花の苗・種の贈呈式で、花苗とひまわりの種、プランターを頂きました。各クラスで花苗や種を植え、子どもたちが毎日水やりをしたり草取りをしたりしました。「もっと大きく育ってほしいな」「枯れないように毎日水をやらなくちゃ」などといった声が上がり、自分たちが植えた花苗や種の成長を楽しみにしているようでした。また、各クラスで人権について考え、作成した標語もプランターに飾りました。花を植え、育てることを通して、自分も相手も大切にする心が育ってきました。
6月の中間報告会では、生活委員会による植物の育て方の報告や3年生によるひまわりの花を育てた感想発表などを行いました。また、全校児童で「世界が一つになるまで」を合唱し、参観された方々からも「素敵だった」という感想を頂きました。10月下旬に行う報告会では、子どもたちが頑張ってきた成果や人権について学んだことを全校児童で力を合わせて発表します。さらに、人権に対する思いをつづった大きなメッセージボードを低・中・高学年ごとに作成し、学校や地域の行事で披露します。
「人権の花運動」を通して、領内小学校の至る所に「思いやりの花」「優しさの花」「やる気の花」「協力の花」など様々な「花」が一つ一つ咲き誇るようになってきています。それが大きな花畑となるよう、今後も心を育てていきたいと思います。