【愛西市立勝幡小】SSS活動始まる
- 公開日
- 2016/12/08
- 更新日
- 2016/12/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
子どもたちは、長い休み時間に外で遊ぶことが大好きです。雨上がりの後など「運動場に出てはいけません」の合図の赤旗を早く取ってほしいとせがんできます。そんな休み時間、同じ学年の子同士はもちろん、上級生が下級生の子と遊んでいる姿もよく見かけます。そんな様子を見ていて、縦割り集団による活動を学校生活の中にもっと取り入れていこうと、今年度より本格的に取り組んでいます。
全校児童240名を1年生から6年生までを含めた10名ほどのグループに分け、2つのグループを一人の先生が受け持つという構成で縦割り班を組織しました。6年生が話合いで、この縦割り活動をSSS(S最高の S勝幡小に Sする)活動と名づけました。
この班で月に2回ほどの清掃や遊びを常時の活動としています。他に運動会や児童集会などもこの班をもとに活動できるように変えてきました。地域へのボランティア活動として継続してきた地下道清掃も縦割り班で交代しながら行うようにしました。
異学年交流の推進により、高学年児童には自分たちが中心となって活動を支えていくという実践力や責任感とともに、下級生への思いやりの気持ちが育まれます。下学年児童は高学年に従いながら協力することを学び、その姿にあこがれ、やがて自分もそんな存在になりたいという気持ちが生まれていきます。こうしたリーダーシップ、フォロワーシップを育てることで、学校が更に一つの集合体として機能し、児童一人一人の成長につながっていくことを願っています。