【北名古屋市立訓原中】 思春期教室
- 公開日
- 2016/12/09
- 更新日
- 2016/12/09
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
訓原中学校では、毎年3年生を対象に思春期教室を実施しています。保健所より助産師さんを招き、「性」や「命」について学習します。
目標は以下の通りです。
(1)思春期にある自己を振り返り、自己の性を肯定的に受け止め、男女の性差を知り、お互いを尊重する意識を育てる。
(2)性の光と影を知り、自分ならどう選択し、どう行動するかを考えさせる。
(3)生命誕生の仕組みを知り、自分自身を肯定的に受け止め、かけがえのない存在であることに気づかせる。
今年の思春期教室では、前半は男女別に今の時期(思春期)の体の変化や性について学び、後半は男女一緒に、命の大切さについて学びました。命の大切さの学習では、助産師、教師、生徒が協力して行った「ある家庭での出産」をテーマにした寸劇を観ました。それぞれの熱演の様子を、生徒は食い入るように見ていました。
その後、赤ちゃん人形を使って、赤ちゃんを抱く体験をしました。「人形」としてではなく「命」として、その重みを一人一人が感じることができました。
最後に、今自分がいることへの感謝(ありがとう)を歌にあわせたスライドを見た後、助産師さんから、生命のバトンを渡すことの大切さとともに、思春期を迎えた自分たちがもうその時期にさしかかっていることを伝えられました。
2時間の学習でしたが、どの生徒も真剣に話を聞き、自分の性や命について深く考えたと思います。中学生のこの時期は、心身ともに大きく成長する大事な時期です。体だけではなく心の面もしっかり成長してほしいと思います。