【大府市立神田小】「著作権」って知っている?
- 公開日
- 2016/12/09
- 更新日
- 2016/12/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、情報機器の発達はめまぐるしく、子どもたちの身近に存在し、手軽に使用することができるようになった。しかし、それらを正しく使えているかというと、必ずしもそうとはいえない。本校では、正しい知識を身に付けることができるよう、1・3年生が「著作権」、2年生が「個人情報」、4年生が「インターネットの正しい使い方」、5年生が「情報機器の正しい使い方」、6年生が「インターネットなどへの書き込み」についての情報モラル教育を道徳の年間計画の中に取り入れている。
1年生の「おじいさんの絵」では、勝手に絵を描き換えられたときの主人公の気持ちを考える場面で、「せっかく描いたのに無駄にされた」と、“邪魔する”という行為に腹を立てたと考える子もいたが、一方で「自分の思った絵でなくなった」「私の絵じゃない」「自分の絵だから、描き換えてほしくなかった」と、自分の作品を大切にしてもらえなかった点、いわゆる「著作権」に注目している子もいた。
しかし、今日の授業での「は(はっとしたこと)・な(なるほどと思ったこと)・び(ビックリしたこと)」を聞くと、「人の作品を勝手に描き換えてはいけないことを初めて知った」と答えた子が何人もいたことから、情報モラル教育の重要性を感じた。
これからも、段階的に情報モラルを学習し、正しい知識を身に付け、身近に潜んでいる危険性について学んでいけるようにしていきたい。