【春日井市立押沢台小】言葉で気持ちを伝えよう— ふわふわの木 —
- 公開日
- 2016/12/26
- 更新日
- 2016/12/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
言いたいことを上手に伝え合うのは難しい。自分の思っていることを、うまく言葉で伝えることができず、けんかに発展したり、言われた言葉に思い悩んだりするなど人とうまく関われない児童がいる。ふだん何げなく使っている言葉の中に、言われてうれしくなる言葉や言われて嫌な気持ちになる言葉があることに気付き、相手の気持ちを考えて互いに温かい言葉がけができるようにしたいと考え、次のような活動に取り組んだ。
● 言葉についてのアンケート
● 保健委員による全校児童への発表
劇「ふわふわ言葉とちくちく言葉」、「ふわふわ言葉辞典」の紹介
● 全校児童による「ふわふわの木」作り
保健委員が3〜6年生に言葉についてのアンケートを行い、結果を全校集会で発表した。そして、劇「ふわふわ言葉とちくちく言葉」を見せたり、「ふわふわ言葉辞典」を作って紹介したりして温かい言葉が広がるように全校児童に呼びかけた。
その後、言われてうれしかった「ふわふわ言葉」を書いて、「ふわふわの木」を完成させようと児童に呼びかけると、そのときの体験を思い出して書いていった。昇降口に掲示すると、「いっぱいふわふわ言葉があってうれしいね」と言う声がよく聞かれた。
学校保健委員会で、保護者にこれらの活動を紹介すると、「家でももっと意識して、ふわふわ言葉を使っていきたい」という声が聞かれた。
活動後のクラスの様子について保健委員に聞くと、発表してからふわふわ言葉が少し増えた、ちくちく言葉について気を付けるようになった、前より言い方がよくなったと感じている。
今後も、時々ふわふわ言葉やちくちく言葉について振り返る機会を作り、友達との関係を良くする温かい言葉がけを増やしていきたい。