【尾張旭市立白鳳小】人権教室
- 公開日
- 2017/01/12
- 更新日
- 2017/01/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、「人権意識の向上」をテーマに、12月15日(木)に、3年生の児童を対象に「人権教室」を行いました。講師には2名の人権擁護委員さんをお迎えしました。
最初に、人権とは、「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらにしてもつ権利」であると定義されました。そして、「人権について興味をもってもらったり、理解してもらったりするために、法務大臣から認可を受けて、講演会や人権教室などの活動をしているのが人権擁護委員です」とお話を頂きました。次に、障害で歩くことが遅い女の子に対して、「おーい、早く行け。遅いやつは後ろに並べ」という声が掛かった場面から、人権について考えました。子どもたちからは、「一生懸命歩いているのに悲しいと思う」「病気のことは知らなかったと思うけど、そういう言い方はよくない」「どうして遅いか考えてから、言葉を言った方がいい」という内容の意見が出されました。
最後に、委員さんが「みんなは、一人一人が自分にあった歩き方や話し方をします。友達や近くにいる人につらいことや悲しい思いをさせないように、一人一人を大切にしましょう」と結ばれました。
子どもたちからは、「何も考えずに言うと、人の気持ちを傷つけてしまうから気を付けようと思った」「障害をもった人もいるので、そういう人に優しくしようと思った」といった声が聞かれました。
委員さんからも「しっかりと話を聞いてくれて、とてもうれしかったです」という言葉を頂くことができました。今日の人権教室を、これからの学校生活に生かしていきたいと思います。