【瀬戸市立八幡小】携帯電話・スマートフォンの使い方について話し合いました
- 公開日
- 2017/01/30
- 更新日
- 2017/01/30
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
5年生が、道徳の時間に、資料「メールの返信」を利用して「情報モラル」について学びました。
★「メールの返信」のあらすじ
主人公のユミは携帯電話で親友のナナとメールで頻繁にやりとりをしていました。そのことで母親から注意を受けたため、「夜9時以降、メールはしない」というルールを決めます。それを親友のナナにも伝えていたのですが、ある朝、ナナの態度が急変。その理由は、どうしても相談したいことがあったからメールしたのに、返信してくれなかったからというものでした。返信できなかった理由をナナにメールで伝えると、「私たち親友だよね?冷たくない?」という返信がきます。それを見たユミは、画面を見つめたまま考え込んでしまいます。
クラスの約半数の児童が、携帯電話・スマートフォンを持っているという現状。これから起こりうる出来事に関心を抱いた子が多かったようです。それぞれ、思い思いに自分の考えを発言しました。
・「私なら、どうして分かってくれないの?と怒ってしまうと思う」
・「私は、相談してくれたのに返信しなかったことをひたすら謝るよ」
・「僕なら、こんなふうに相手のことを考えずに、自分の要求だけ押しつけてくるような子、親友とは言えない!」
・「今までせっかく親友として仲良くしてきたのに、この出来事だけで親友をやめることはできないな」
本音で語り、議論する中で、自分では思いつかない考えに触れ、驚いていた子もいました。
<授業の終わりに書いた感想より>
・メールは、自分が思っていることが上手に言えないし、顔が見えないから相手がどんな気持ちか分からない。
・携帯電話やスマホを持っていないけど、メールって恐ろしいと思いました。
・私もこんな経験があり、携帯電話やスマホの使い方には気をつけないといけないことが分かりました。
・メールは言葉でしゃべってくれないから、気持ちが伝わりにくくて怖いことが分かりました。
様々な考え方があるということを知り、自分の考えをより深めることができたようです。