【豊川市立三蔵子小】いのちを大切にするってどういうこと
- 公開日
- 2017/02/24
- 更新日
- 2017/02/24
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
保健委員会で「いのち」について話し合った時、相手に向かって「死ね」と言ってしまったことのある子がいました。また、一人ぼっちでいる時に、自分に向かって「死ね」と言ってしまったことがある子がいるということも分かりました。
そこで三蔵子小学校では、一度失った「いのち」は二度と戻ってこない、いのちにリセットボタンはないということを考えてもらうために、「いのちの大切さを知ろう」というテーマで学校保健集会を開き、自分の生活をもう一度振り返る会にしたいと考えました。
最初に子どもたちが「いのちを大切にするってどういうこと」をテーマに劇をしました。その後、事前に行った「心・からだ・いのち」のアンケートの結果を発表しました。そこでは、自己肯定感の低さが浮き彫りになりました。最後にいのちの教育コーディネータ—の安藤節子先生をお迎えして、お話を聞きました。安藤先生には、生活リズムを整える、人に優しくできる、思いやりの心も持てるということが、相手を大切にすることだと教えてもらいました。
集会後の感想には、「安藤先生が言った『生きているだけで価値がある』という言葉を聞いてびっくりしました。自分は一人で判断できないし、いっぱい迷惑をかけているから、生きていていいのか分からなくなるときもあったから、今日の話を意識しながら生活してみたいと思います」「自分のいのちは、自分で作ったんじゃなくて、お母さんががんばって生んでくれたので、これからももっと好きになっていこう」「自分のいのちを大切にするには、友達にいやなことを言われた時『やめて』と言えるようにすること」など、自分や家族、友達を見つめ直すものがたくさんありました。