【東浦町立北部中】「自他を大切にする」授業(道徳の実践)
- 公開日
- 2017/02/24
- 更新日
- 2017/02/24
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
東浦町立北部中学校では、「自他を大切にし、主体的に行動できる生徒の育成」を目指して、道徳を中心とした授業実践に取り組んでいます。3年生の道徳では、第二次世界大戦中、外交官であった杉原千畝のユダヤ人に対するビザ発行を題材にした実践を行いました。この授業では、自分との意見と対比し、自他の関わりを深められるよう、「ビザを発行した杉原千畝さんは、どのような人だと思いますか」という教師の発問から授業を始めました。生徒たちは、積極的に自らの考えを次々に発言しました。中には、自分の意見がまとまらず、うまく伝えることができない生徒に対し、他の生徒が、その意思を受け止め、代弁して発言している姿も見られました。互いの意見を尊重し、それに付け足しをしながら、本時の学びを構築していく。これこそ、「自他を大切にする」ことだと感じられた場面でした。また、他の人の意見に自分の意見を付け加えたり、反対の意見を述べたりと、自他との関わりの中で、自分の考えを深めていく姿が十分に見て取れる授業となりました。