【豊田市立前林中】自他の命を考える防災教育
- 公開日
- 2017/03/16
- 更新日
- 2017/03/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年2回、防災訓練を行っている。9月に行われる防災訓練は、火災時における教室からの避難と、各学年に分かれての防災体験を行った。
・1年生は、避難袋体験を行った。4階建ての校舎から1階へと降下していくが、決心がつかず、なかなか降りられない生徒が多かった。
・2年生は、煙道体験を行った。スモークマシーンによる煙が充満した教室の中を、障害物にぶつかりながらも本番同様の緊張感をもってできた。
・3年生は、応急処置・救急処置講習を行った。日本赤十字社愛知支部の方々から講習をしていただき、生徒は人形を使った体験を行った。
生徒からは、「避難袋で降りるのは怖かったけど、命に関わることだから、思い切ってやることができた」「友達がなかなか降りられなかったけど、励まして声を掛けられて良かった」「煙は臭くて大変だった。思っていたより、視界が悪くて何も見えなかった」「初めてAEDを使ってみてすごく緊張したけど、本当に倒れている人がいたら助けたいので、一生懸命取り組むことができたのでよかった」「これからも、今日習ったことを忘れないようにしたい」など、体験から「自他の命」について深く考える機会になった。