【東栄町立東栄中学校】全校の絆(きずな)を創る、縦割り班ごとの全校合唱練習
- 公開日
- 2017/06/06
- 更新日
- 2017/06/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
8時05分の職員打合わせを大急ぎで済ませて教室に向かうと、既に階段から美しい声が聞こえてきます。金曜日の朝8時10分から8時20分までのたった10分間ですが、東栄中学校では、週1回、全校生徒48名による全校合唱の練習を行っています。
写真はアルトパートの練習風景です。ごらんのように、ちょっと変わった並びで練習をしています。この並び、おわかりでしょうか。実は3年、2年、1年の3人が一グループとなって、向かい合って練習をしているのです。
3年生は、前もって、楽曲の予習をします。19名の3年生全員が各グループのリーダーとなって、2年や1年を指導します。
2年生は、サブリーダーとなって、1年生の手本となり、3年生を支えます。1年生は安心感と緊張感をもって、練習ができ、どんどん上手になっていきます。いつしか、先輩に対する尊敬の気持ちが芽生えます。
尊敬されるようになった3年生は、更にリーダーとしての自覚が育ちます。その姿をみて2年生はリーダーシップを学びます。
こうして東栄中のすばらしい合唱が創られます。このように、情操教育だけでなく、生徒同士の深い絆(きずな)づくりにこの活動は役立っています。