モラルBOX日記

【瀬戸市立祖母懐小学校】 インターネットと上手に付き合うために

公開日
2017/07/19
更新日
2017/07/19

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 5年生で、ネットゲームの経験を尋ねたところ、3分の2以上の児童が経験をしていて、その多くが見知らぬ相手と対戦経験があると答えていました。そんな実態を受けて、「Netモラル」という教材ソフトを使って、「インターネットと上手に付き合うために」という内容で、授業を行いました。まず「ネット依存症」のアニメ教材を視聴し、その後、ネットゲームを止められなかった主人公の行動から「どんなことに気をつけるべきだったか」について、グループで話し合いました。その後、グループでどんな意見が出たかを発表し、全体で話し合い、時間を決めたり、やるべきことを先にやったりすることが大切なことを確認しました。
 その後、授業の後半には、経験者が多く指導の重要さを感じた「ソーシャルゲームサイト」の危険性について考えさせる授業を行いました。ゲームに熱中しすぎて多額の料金を使ったり、個人情報やパスワードを教えてトラブルに巻き込まれたりすることをアニメ教材を視聴して知り、安全に利用するためにはどんなことに気をつければよいかを考えました。
 最後に、「ソーシャルゲームサイト」に関する5問の問題を通して、安全にネットゲームを行っていく上で気を付けていかなければいけないことを確認しました。
 授業後、「インターネットの世界はこわいんだなあと改めて感じました。時間を決めて守ってやりたいです。」「インターネットの世界は一歩まちがえると大変なことになるなと思いました。もっと注意してインターネットを使おうと思います。」と、全員が、ネットゲームの危険性に改めて気づき、「ネット依存にならない、安全に付き合いたい」との感想を書いていました。
 本校では、情報モラルの授業を、各学年年間2時間程度行う計画になっているため、クラスの実態をよく見て、2回目の授業を計画していきたいと考えています。

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