モラルBOX日記

【東郷町立高嶺小学校】インターネットと上手に付き合おう

公開日
2017/08/18
更新日
2017/08/18

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 本校では、これまで6年生の児童を対象に、外部講師をお招きして「スマホ・ケータイ安全教室」を行ってきました。スマートフォンやインターネット通信が可能なゲーム機が普及し、小学生の使用も年々増加していることを受け、本年度は4年生から6年生の267名を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。
 この教室では、「インターネットへ情報発信をする際の注意点」や「姿の見えない人とのネット上でのやりとり」「コミュニケーションアプリの上手な使用方法」などについて、お話を聞きました。また、アニメや動画を視聴しながら、それぞれのケースにどういった危険が潜んでいるのかを話し合いました。
 特に、コミュニケーションアプリを使用する機会の多い高学年が興味をもったのは「コミュニケーションアプリの上手な使用方法」についてでした。画面上の「なんできたの?」という言葉は、発信者が意図した「どういう交通手段で来たの?」という意味だけではなく、「(来ない方がよかったのに)どうしてあなたが来たの?」という別の意味をもって受信者に伝わってしまう危険性があるということに、児童は大きくうなずいていました。直接顔を見て会話するのに比べ、文字だけでは気持ちが伝わりにくいということに、気付くことができました。授業後には「親のスマートフォンを使って、コミュニケーションアプリでやりとりをする機会があるため、内容を確認してから相手に送るようにしたい」という感想が多く聞こえました。
 児童にとって身近な存在であるインターネット。この授業で学んだことを生かして、今後もインターネットと上手に付き合っていけるように、支援していきたいと思います。