【豊橋市立磯辺小学校】 子どもたちの自発的・自主的な活動の「むくろじ活動」
- 公開日
- 2017/09/06
- 更新日
- 2017/09/06
ちょっといい話
本校には、子供たちの学校生活を見守っているかのように、ムクロジの木が大きくそびえたっています。
そのムクロジの名前を使い、「むくろじ活動」という自主的な取組が活発に行われています。「むくろじ活動」とは、学校生活の向上や地域のためにできることを考え、実践することを通して、集団の一員としての資質を養うことを目的とした自発的・自主的な活動です。2年生以上の子供たちが、個人やグループで取り組む内容を企画し、長休みや昼休みの時間に活動します。低学年を対象とした折り紙コーナーやマジックを見せるコーナーなどのお楽しみコーナーがあったり、漢字や計算を教える学習コーナーが開かれたりしています。中には、休み時間に昇降口の掃除をしたり、授業後に各教室の机拭きをしたりと、学校のためになる奉仕作業を自発的に行うグループもあります。
低学年の子供たちは、休み時間になると、今日はどんな「むくろじ活動」をやっているのかな?とわくわくしながら、空き教室や図工室へ出かけていきます。休み時間が終わるころには、今日の「むくろじ活動」で、よく飛ぶ紙飛行機の折り方を教えてもらったよと喜んで帰ってきます。
「むくろじ活動」で他学年とのふれあいを通じ、上級生は下級生への思いやりの心が育ち、下級生はボランティア活動への意欲が芽生えていきます。これからも自発的・自主的な「むくろじ活動」が活発に行われ、子供たちの心がますます成長していくことを願っています。