モラルBOX日記

【大府市立共和西小学校】そんな意味じゃないのに〜行き違いや誤解に注意して〜

公開日
2017/09/11
更新日
2017/09/11

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、道徳や学活などの時間を利用して、情報モラルについて学習しています。今回は第5学年の道徳で行った授業について紹介します。
 「事例で学ぶNetモラル」の中から「行き違い〜そんな意味じゃないのに…〜」という教材を利用して授業を行いました。
 メッセージアプリやメールの利用が増える中、文字だけのやり取りには、相手の誤解を招き、自分の気持ちがきちんと伝わらないことがあることについて学ぶことをねらいにしました。
 仲のよい友達とのメッセージのやり取りの中で、自分の気持ちがきちんと伝わらず、気まずくなってしまうというケースから、子供たちはなぜこのようなことが起きてしまったのかを考えました。その後、それを防ぐための方法について話し合ったところ、子供たちからは、メッセージを送信する前に、受け取った人がどんな気持ちになるか読み直した方がいい、誤解を招くような表現を使わない、伝えたいことを詳しく書く方がいいなどの意見が出ました。
 子供たちは、文字だけのやりとりでは、同じ言葉でも相手の立場や状況で、受け取り方が変わることがあることを知り、相手のことを考え、より丁寧に伝える大切さを学びました。
 どんどんと便利になっていくサービスや技術を正しく使おうとする態度や適切に扱える力を今後も育てていきたいです。