モラルBOX日記

【稲沢市立高御堂小学校】 情報モラル 節度ある使い方をしよう。

公開日
2017/09/13
更新日
2017/09/13

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では「ひぼう中傷の書き込みやネット上の迷惑行為、ルールやマナーに反する違法行為が社会に及ぼす影響を考え、適切に行動できるようにする。また、情報社会の一員として公共の意識をもち、情報を正しく安全に利用できるようにする」ことをねらいとして情報モラル教育に取り組んでいる。
 私たち人間には、「分かっているけどやめられない」「ついやってしまった」などのようにどうしても自制が効かないことがある。4年生の道徳では、1学期に「友だちのけっせき」を資料として「自制・節度」の意識を高めた。しかし、夏休み前の保護者会では、児童が時間を忘れてゲームにのめり込んでいて心配だとの話があった。
 そこで、夏休みに入る直前に、学活の時間を利用し、「夜遅くまでゲームをしてしている生活を続けていると、どんな問題が起こるか」について話し合った。「朝起きられなくなる」「授業中寝てしまって勉強が分からなくなる」などの意見があがり、生活のリズムが崩れることに児童たちは気がついた。
 次に、その対処法について話し合った。「時間を決めてゲームを行うようにする」「勉強や、やらなくてはいけないことをやってからゲームをする」「朝きちんと起きるようにする」などの発言がみられ、節度ある生活をしていこうとする気持ちを高めることができた。
 コンピュータや携帯電話などの情報機器は、とても便利である。しかし、これらの普及に伴い、長時間使用することによる生活リズムの悪化や健康面などの弊害が懸念されている。未来を担う子供たちに、情報機器を目的に応じて使いこなし、節度ある使い方ができるよう、自らを律する心を育てていきたいと考える。