【岡崎市立城北中学校】スマートフォンの使い方を考えよう
- 公開日
- 2017/09/29
- 更新日
- 2017/09/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
生徒の身近な存在であるスマートフォン。生徒の中にSNSを利用している子が多数いることから、「SNSとうまく付き合うために」をテーマに、資料「冗談のつもりだったのに」を使って、授業を行いました。
匿名掲示板の存在を知った主人公が、自分の学校の悪口が書かれているのを発見します。誰が書いたか分からないだろうと考え、自分も隣町の学校の悪口を書いてしまいます。次第に、その掲示板でのやりとりが激しくなり、主人公は「学校に火をつけてやる」と書き込んでしまいます。翌日先生に呼び止められ、大騒ぎになっていることを主人公が知ります。以上が、資料「冗談のつもりだったのに」の概要です。授業の流れは以下のとおりです。
・SNS(匿名掲示板)とは何か?
・主人公の気持ちとともに、SNSとの付き合い方について考える。
・ここ数年に起こったSNSに関連するニュースを聞く。
・SNSを利用するときに、これからどのようなことに気を付けるか考える。
【生徒の感想】
・相手が不安になるようなことは書き込まないように、注意して使いたい。
・相手に誤解が生じないように、書き込む前に確認をしたい。
・もしこういうことを目にしたら、感情的にならずに、冷静に対応したい。
・冗談でも、相手が嫌なことは言わないようにしたい。
・相手が見えないからといって、強気な発言をしないように、気を付けて利用する。
授業の中で、生徒たちは、情報を発信する際に感情的にならず冷静になること、顔が見えない相手だからこそ、発信内容に注意をすることの大切さに気が付きました。正しい知識のもとで、スマートフォンと上手に付き合っていってほしいと思います。