【小牧市立米野小学校】情報モラルと動画共有サービスの危険性について
- 公開日
- 2017/11/28
- 更新日
- 2017/11/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
5年生の学級では、一学期に野外学習へ行った際、動画共有サービスを参考にしながら学級でのスタンツをつくりあげました。そのときに、子どもたちが動画共有サービスについてとても詳しいことに驚きました。有名なYouTuberの名前を知っていたり、好きな動画を紹介し合ったりするなど、子どもたちは、動画共有サービスをとても身近な存在にしているのです。
そんな身近な動画共有サービスの危険性について、子供たちに認知させるために授業を行うことにしました。小学生がなりたい将来の夢のランキングに、YouTuberがランクインしています。今まで小学生がなりたい将来の夢といえば、スポーツ選手や医者、看護師などでしたが、最近になってYouTuberがランクインし始めました。
では、YouTuberになるということを、子供たちは本当に理解しているのでしょうか。そこで、小学5年生の児童がお年玉を開封する動画を、動画共有サービスにアップしたら炎上してしまった事例を紹介し、何がいけなかったのかをグループで考えました。「子供が大金を持ってはいけないから」「お年玉をもらったことを動画にするのがなぜいけないのだろう」など様々な考えが出ました。しかし、炎上したきっかけは、視聴者の「からかい」であることを知り、子供たちは、動画をあげることには危険が伴い、本当に気をつけて使わなければいけないことを学ぶことができました。