【尾張旭市立三郷小学校】人権について考える
- 公開日
- 2017/12/26
- 更新日
- 2017/12/26
ちょっといい話
友達のカバンをいくつも持たされる女の子と、それを見て「勇気を出して断ろうよ」と応援する友達。「断ったら何をされるか分からないし…」と迷った末に、女の子は意を決していじめっ子たちに言います。「カバン持ちなんかもうしない!」
12月4日からの人権週間に合わせて、学校集会で6年生が発表した劇の一場面です。テーマはいじめ。その後、勇気を出して断った女の子に、いじめっ子たちは「おれの言うことが聞けないのか」とすごみますが、周りの友達は「みんな人権があるんだから、無理やりカバン持ちなんかさせちゃいけないよ。ねえ、みんな!」と、劇を見ている全校児童に問いかけます。そして、みんなの支えもあって、いじめは解決します。そして友達の一人が「一人じゃ助けられなかったかもしれないけど、みんなで力を合わせればいじめもなくせるね。」と言い、女の子が「うん、みんなありがとう!」と元気に答えたところで劇は終わります。いじめる側、いじめられる側、それを見ている側と、それぞれの立場に立って、いじめについて考え直す機会となりました。
最後に、三郷小人権ソング「SUN」を全校で歌いました。この歌は、昨年児童会が人権ソングにふさわしい言葉を全校児童から募集し、集められた言葉をもとに歌詞を作ったものです。この日のような劇を見た後は、特に歌詞が心に迫ります。
“なやみごとあっても つらいことあっても みんなでいっしょにわらっていよう ぼくらはひとりじゃないよ”