モラルBOX日記

【豊橋市立細谷小学校】情報モラルの実践〜事例を通して考えよう〜

公開日
2017/12/28
更新日
2017/12/28

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 4年生と6年生の児童を対象に、情報モラルに関するアンケートを実施しました。その結果から、子供たちの多くが通信のできるゲーム機やスマートフォンを日常的に使用しており、それらを使うことが楽しいと感じていることがわかりました。しかし、それらを使うことに怖さを感じている子はほとんどいませんでした。便利なものだからこそ、しっかり考えて使ってほしいと思い、道徳や学活の授業で取り上げることにしました。
 4年生では、写真を撮ったり写真のデータを使ったりする場面でどんな問題がおこるかを話し合い、「肖像権」について考えました。写真を撮らせてもらう許可をとるといったロールプレイングを通して、許可をとることの大切さを体験することができました。子供たちは、「写真を撮ったり使ったりするときには、きちんと確認する必要があることがわかりました。」「嫌な思いをする人もいるので、きちんと聞くことが大切だと思いました。」と感想を話していました。
 6年生では、メールで何げなく送った言葉で噂(うわさ)が広まってしまった事例を通して、メールを使うときの注意点について考えました。子供たちは振り返りで「何げなく送ったメールで大変なことになってしまうことがあると分かって、こわいと思いました。」「メールを送るときには、よく考えて送ろうと思いました。」と書いていました。
 これからも、様々な事例を取り上げ、便利で楽しいものだからこそ相手の立場をしっかり考えて使っていこうという気持ちを育てていきたいと思います。

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