【半田市立岩滑小学校】 えんぴつ1000本チャレンジ
- 公開日
- 2018/04/10
- 更新日
- 2018/04/10
ちょっといい話
本校では、平成28年度は、ミャンマーの子供たちに衣類を、それ以前はネパールの子供たちに文房具を贈るなど、総務委員会の児童の呼び掛けのもと、支援を行ってきました。
平成29年度は、7月4日から6日までの3日間で、未使用の鉛筆1000本を集めてカンボジアの子供たちに届ける「えんぴつ1000本チャレンジ」という企画を立ち上げ、実施しました。総務委員会の児童が、朝礼や昼の放送などで全校児童に呼びかけ、朝は、正門にも立って熱心に声掛けを行った結果、3日間で1124本の鉛筆が集まりました。
その鉛筆を携え、本校の長屋景子教諭が夏休みの期間を利用して、青年海外協力隊の方たちとともに、カンボジアバッタンバン州にあるミタピアップ小学校に赴き、鉛筆を届けてきました。2学期、長屋教諭から、児童に向けて報告会がありました。スライドで写真も提示しながらの分かりやすい報告に児童は集中して見入っていました。そこで長屋教諭から「みんなの1124本分の思いを届けてきました。全部のクラスを回り、一人一人に鉛筆を手渡ししていくと、「ソーム・オーク・チューラン!」(ありがとう!)の声がかえってきました。また、現地の学校の先生からは「とっても喜んでいたことを、ぜひ伝えてくださいね。」と話がありました。そして、最後に「鉛筆1本でも世界を変えるきっかけになるかもしれません。今できることをして、優しさ、思いやりの輪を広げていってください。」というメッセージが児童に伝えられました。
<総務委員会児童の感想>
たくさんの気持ちがこもったえんぴつで、カンボジアの子供たちを笑顔にできてよかったと思います。これからも、ボランティアや募金活動に参加し、たくさんの人を笑顔にしていきたいです。