モラルBOX日記

【半田市立乙川小学校】心を育てる異学年交流

公開日
2018/10/31
更新日
2018/10/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、年間を通して、ペア学年(1・6年生、2・4年生、3・5年生)で交流する機会を設けています。異学年と交流することによって、相手を思いやったり、自主的に考えて行動できたりするようになることが目的です。4月当初には、ペアで自己紹介ビンゴを行い、ゲームをしながらお互いのことを知ります。他にも、ペアでレクリエーションをしたり、ペアで給食を食べたりして交流を深めていきます。
 学期に1度行っているペア読書では、低学年が読んでほしい本を選び、高学年が読み聞かせをします。一人では難しくて読めない本を読んでもらえるので、低学年の子はとても喜んでいます。
 先日行ったペア掃除では、低学年と高学年が一緒に掃除をしました。高学年の子は、ほうきの正しい使い方やぞうきんの絞り方を、低学年の子に優しく丁寧に教えます。低学年の子と一緒だと、高学年の子もいつもよりはりきって掃除をしていました。高学年からは、「ペアの子が喜んでくれてよかった」「雑巾の絞り方を教えてあげたら、ペアの子が上手に絞れるようになってうれしかった」、低学年からは、「お兄さんと一緒に机を運べて楽しかった」「掃除が終わった後も、そのままお姉さんが遊んでくれた」などの声を聞くことができました。
 ペア活動を通して、低学年は高学年に親しみをもち、ペアのお兄さん、お姉さんに会うととてもうれしそうにしています。高学年は高学年としての自覚が芽生え、低学年に頼りにされることが自信につながっています。
 今後も、このような活動を通して、お互いを思いやる心を育てていきたいと思います。

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