【みよし市立南中学校】真心こめた清掃活動
- 公開日
- 2018/11/30
- 更新日
- 2018/11/30
ちょっといい話
本校の清掃活動は、生徒が心を落ち着かせて黙々と取り組んでいます。1年生、2年生は同じフロアに教室がありますが、どちらの学年もとても静かに活動するため、フロア全体がとても静かです。卒業した先輩からずっと受け継いできた、膝をついて後ろに移動しながら床を拭く「南中拭き」という雑巾がけによって、隅々まで汚れを落とすことを心がけています。床に記してあるマス目を見ながら「今日は4マスずつね」と何人かの生徒で均等に面積を配分しながら、協力して活動する姿が見られます。
清掃も終わりの時間に近づくと、ある女子生徒が、雑巾ラックが置いてある廊下にやって来ます。自分の分だけでなく、学級の仲間が使ったたくさんの雑巾を片付けに来るのです。一枚一枚丁寧に雑巾ラックにかけていきます。それだけでなく、絞りが甘かった雑巾は、再度手洗い場に持っていき、一枚一枚力をこめて絞ります。この女子生徒のおかげで、廊下に置いてある雑巾ラックは、毎日、整頓された状態が保たれています。
美しい環境を生み出すのは生徒自身であり、その環境に支えられて生徒たちは、毎日、気持ちよく生活できることを実感しています。