モラルBOX日記

【田原市立田原東部小学校】家庭・地域と「つながる食育」をめざして

公開日
2018/11/30
更新日
2018/11/30

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「つながる」をテーマに家庭、地域と連携しながら食育体験活動を行っています。この活動では、「おいしい」「楽しい」を仲間や家族、地域の方々とともに体験することを大切にしていこうと考えました。
 6月、4〜6年生が参加した学校保健委員会では、中学校と連携して「一杯のみそ汁キャンペーン」を実施しました。はじめに、保健委員会から「元気な体は自分で作ろう」の提案があり、朝食の大切さを考えました。その後、家庭で作れる簡単みそ玉の作り方を、地域の方から教えていただきました。参加した児童や保護者が実際に作り、おいしそうにみそ汁を飲む姿が見られました。おかげで、朝、みそ汁を飲む家庭が増えました。
 6月から9月には、全学年が地域の施設へ出かけ、そこで飼育されている豚や鶏の餌やりをしたり、その豚で作られたソーセージを試食したりし、「命のつながり」について考えました。施設の方から、「命をいただく」というお話を聞き、「命を育て、命をいただいている。命はつながっている。」という食の大切さや、感謝して食べるという思いを抱きました。
 10月、1〜3年生で行った学校保健委員会は、「みそ汁とライスボールで、はなまる元気の術」をテーマに、栄養バランスのよい朝食について考えました。5年生が収穫したお米を分けてもらい、新米で炊いたごはんでおにぎりを作って食べました。みんなで一緒に作ったおにぎりは、とてもおいしく感じたようで、自然と笑顔の輪が広がりました。
 「おいしい」「楽しい」という思いを共有体験することができる食育活動は、子供たちにとって、自然と笑みがこぼれる楽しい活動となりました。これらを積み重ねていくことは、体だけでなく、心の健康にもつながっていくと考えています。

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