モラルBOX日記

【春日井市立篠原小学校】異年齢集団の交流活動「みどりのまつり」

公開日
2018/11/28
更新日
2018/11/28

ちょっといい話

 本校では、毎年11月に「みどりのまつり」が開催されます。このまつりは、二つの活動から構成されています。
 一つ目の活動は、6年生が育てたサツマイモを食材にして、学年別の仕事分担で「ふかしいも」を作ることです。まず、1年生が芋掘りを行い、2年生が土を落としてきれいに洗います。次に、4年生がピーラーで皮をむき、5年生が包丁で慎重に大きさをそろえて切ります。そして、3年生が小さくさいの目に切られたさつまいもを小さなお皿に計り取って、蒸し上げます。
 もう一つの活動は、異年齢交流活動です。異年齢グループ「なかよし班」によりゲーム店を企画運営することです。班会議でアイデアを出し合い、ゲームの内容やルールをみんなで決定します。そして、6年生が中心となってゲームの道具などを作ります。まつり当日に見られる高学年のリーダーシップと低中学年によるかわいい「お店番」と「呼び込み」には、ほほ笑ましいものがあります。
 これら二つの活動は、地域との交流も生み出しています。老人会の方にゲートボールを教えていただいたり、一人分は少しではありますが、招待した地域の人たちと「ふかしいも」をおいしく一緒に食べ、ゲームを楽しんだりします。
 学級・学年を超えた活動は、本校の伝統となり、篠原っ子たちの「心の成長」につながっています。

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