モラルBOX日記

【知立市立猿渡小学校】 福祉実践教室

公開日
2019/03/25
更新日
2019/03/25

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「障がいのある方々に対する理解を深め、共に生きることの大切さを知る」ことを目的として、毎年、福祉実践教室を行っています。今年度も、5月29日、知立市社会福祉協議会の方にご協力いただき、4〜6年生を対象に行いました。
 はじめに、全児童が体育館に集まり、視覚障がいのある方から講義を受けました。本人の体験談を聞くことで、目が見えない人のつらさや怖さを身近に感じることができました。また、児童に向けたお話の中で「困っている人に気付き、助けてあげることのできる体がみんなにはある」という言葉がとても印象的でした。
 その後、各学年に分かれて、4年生は、車椅子体験と認知症ガイドヘルプになるための講話、5年生は、視覚障がい者ガイドヘルプと点字体験、6年生は、手話と要約筆記の体験を行いました。要約筆記の体験では、話し言葉を文字にする際、書くスピードよりもいかに内容を必要な部分だけ残して、短くまとまりのある文を書けるか、取捨選択する力が大きく関わっていることを感じました。
 特に、6年生は、3度目の福祉実践教室となるため、過去2回の活動やこれまでの福祉に関する学習等から、子供たちは障がい全般に対しての理解が深まってきていると思います。