モラルBOX日記

【豊橋市立磯辺小学校】 思いやりの気持ちを育てる「ペアの活動」

公開日
2019/03/28
更新日
2019/03/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、1年・6年、2年・4年、3年・5年がペアの学年となり、各クラスごとでペア学級、その中の個々でペア児童が決まる「ペアの活動」を行っています。
 ペアの活動が深まるように、月に1回(第2火曜日の休み時間)「ペアの遊びの日」が設定されていて、全校一斉にペアのグループで遊ぶ時間があります。また、「児童集会」でも、ペアの学級どうしで入場・退場し、隣どうしで整列して集会に参加しています。
 定期的に活動を共にすることで、低学年にとって、ペアのお兄さん・お姉さんは身近な存在となり、ペアの遊びの日以外にも一緒に遊んだり、廊下ですれ違うときに会話を交わしたりする姿も見られます。反対に、上級生にとっては、ペアの下学年の児童が愛おしい存在になることも多く、優しく声をかける姿がよく見られます。
 また、授業でもペアの活動をかかわらせて学習に取り組んだ学年もありました。1年生は、国語「いろいろなふね」の学習で、調べたことを6年生に教えたいと思い、学習に取り組みました。6年生の図工「糸鋸でパズルを作ろう」では、自作のパズルを使って、ペアの子と遊ぶ活動をしました。パズルは、ペアの子が興味をもちそうなテーマで作られていて、相手のことを思って作った作品ばかりでした。パズルに挑戦する1年生は、とても楽しそうで、その姿を見る6年生もとてもうれしそうでした。
 このように、「ペアの活動」を通して、それぞれの学年に応じた他者への思いやりの行動や気持ちが育っています。