【常滑市立常滑東小学校】道徳科の授業実践
- 公開日
- 2019/05/28
- 更新日
- 2019/05/28
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
5月に、道徳科の授業を行いました。本時のねらいは、「やくそくやきまりを守る」ことです。児童は、約束やきまりは守らなければいけないということは理解しています。しかし、生活の中で、約束を破ってしまったり、きまりを守れなかったりする場面は多くあります。
導入場面では、学校のきまりには、どんなものがあるかを考えました。学校の廊下は右側を歩くことや、トイレのスリッパをそろえることなどが挙がりました。その後、「日曜日のバーベキュー」という教材を読み、バーベキューのごみを、どのようにすればよかったのか意見を出し合った後、ごみを捨ててはいけない場所に捨ててしまった「ぼく」について考えました。
本時の授業では、「きまりを守ることは大切である」ということだけで終わるのではなく、きまりを守れなかったときにはどうすればよいかを主発問として考えました。
また、黒板に「心」と「行動」の座標を示し、各場面での「ぼく」の心と行動について確認できるようにし、視覚的に捉えやすくしました。
振り返りの場面では、児童から「きまりを守ると、自分も他人も気持ちがよくなれるのだと思います。だから、みんなできまりを守っていきたいです」という意見が発表され、学級の児童からは拍手が沸き上がりました。