【豊田市立若園中学校】写真や動画が流出するトラブルや犯罪に巻き込まれないようにするために
- 公開日
- 2019/06/04
- 更新日
- 2019/06/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、中学校3年生の生徒を対象に、写真や動画が流出する怖さについての情報モラル教育を行いました。事前アンケートによると、9割以上の生徒が家庭でインターネットを使用しており、自分の個人情報はネット上に載せないようにしたり、怪しいサイトは閲覧しないようにしたりすることで、ネット被害に遭わないように注意していることが分かりました。
本授業では、性的な写真が流出してしまった事案について、このような問題が起きてしまった原因や、登場人物はどう行動すべきであったかを考えることで、被害者だけでなく加害者にならないようにしようとする態度を養うことを目標としました。文部科学省の動画教材を使用することで、具体的な事例について考え、仲間と積極的に意見交流する姿が見られました。
授業の振り返りでは、「写真は、周りを見て撮ってもいいか確認する」「撮られてしまったら広がらないように、すぐ消してもらう」「いつ自分が『加害者』『被害者』になってしまうか分からないから、少しでも不安になったら親などに相談する」など多くの意見がありました。授業を通して、万が一起きてしまった場合の具体的な行動や対策について考えることができ、被害者だけでなく加害者にならないようにしようという意識を高めることができました。