【豊田市立四郷小学校】ネット依存「動画に熱中しすぎると・・・」
- 公開日
- 2019/06/27
- 更新日
- 2019/06/27
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
1年生の児童に、「パソコンやスマートフォンから動画を見たことがあるか、それはどれくらいの時間か」と聞くと、1年生でも、家族のパソコンやスマートフォンから動画を見たことがある児童は大変多く、中には2〜3時間も見てしまうことがある児童もいるという実態が分かった。そこで、1年生を対象に、「事例で学ぶNetモラル」の教材を活用し、ネット依存にならないためにどうしたらよいかを考える授業を行った。
本時で取り上げた教材「動画に熱中しすぎると・・・」は、主人公のけんたが、家の人の言うことを聞かず、夜にかくれて動画を見続けた結果、ネット依存の状態になってしまったという内容である。
授業の流れは、次のとおりである。
・大型テレビでアニメーションを視聴し、内容をつかむ。
・主人公が動画を見るのをやめられなかった原因や、どんな状態になってしまったのかを考える。
・どうすればよかったのかを話し合う。
・まとめのアニメーションを視聴した後、授業を振り返る。
授業の振り返りでは、「決められた時間を守る」「おうちの人の言うことを聞く」「寝る時間になったら寝る」「やりすぎない」「気持ちを切り替える」など、今後どうしていったらよいかについて、各自がしっかりと考えることができた。
低学年という早い時期にネット依存について知り、そうならないための姿勢を身につけておくことは、意味のあることだと感じた。この授業を、今後の実践に結び付けていきたい。