【豊川市立八南小学校】道徳科の授業「黄色いベンチ」
- 公開日
- 2019/07/25
- 更新日
- 2019/07/25
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
2年生の道徳科で、資料「黄色いベンチ」を通して、配慮に欠けた行動が周囲の迷惑になることに気づき、みんなが使うものを大切にしようとする気持ちを高める授業を実施しました。本資料は、雨上がりの日に、たかしとてつおが、公園のベンチやブランコを泥だらけにしてしまい、後から来てベンチに座った女の子の服が泥で汚れてしまったのを見て、はっとするという内容です。
授業ではまず、雨が上がった後、公園で紙飛行機を夢中になって飛ばすたかしとてつおの気持ちを考えました。「遠くまで紙飛行機が飛ぶといいな」「高いところから飛ばす方がいいな」など、主人公たちの立場になって考えることができました。
その後、女の子が泥だらけのベンチに座ってしまい「はっとした」たかしとてつおの気持ちを考えました。「こんな悪いことしていたんだ」「自分たちのことしか考えてなかった」といった意見がでました。
後半は、自分たちのよく使う場所では、どのようなことに配慮したらよいか考えました。「夢中になっているとき」「自分のことで急いでいるとき」には、マナーが守れないという意見が出されました。
最後に、「これからは、どのように過ごしたらよいですか」との問いかけに、「よく考えて行動する」「きまりを守る」という意見が出されました。公共の場所には、守るべきマナーがあることが分かり、それらを守って生活しようとする意欲を高めることができました。