モラルBOX日記

【豊橋市立汐田小学校】汐田ふれあいデー

公開日
2019/09/03
更新日
2019/09/03

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校は、全校児童508名のうち97名が外国をルーツとした児童です。南米やフィリピン、中国など国籍の異なる子とともに学んでいます。国籍が異なる子が転入してきたときも自然と声をかけ、手助けができる温かい雰囲気の中で生活を送っています。日本人も外国をルーツとする子も分け隔てなくコミュニケーションを図れる環境は、子供たちの心の成長につながっています。
 6月には、「汐田ふれあいデー」(学校公開日)が行われました。
1 「いのち」をテーマにした授業の公開
 「いのち」をテーマにした道徳科や特活の授業で、命の大切さについて親子で考えました。1年生から4年生は、「みんなの道徳」から命にかかわる題材を用いて授業を行いました。5・6年生は、「命を大切にするってどういうこと?」などをテーマに「聞き合いタイム」を公開しました。「聞き合いタイム」とは、金曜日の朝の15分間を活用し、各学級で決めたテーマについて、話し方・聞き方のスキルアップを図るために行っている話合い活動です。高学年となった外国籍児童は他の児童とともに、命について、自分の意見を学級のみんなに伝えました。また、友達の意見も聞き、命について考えを深めました。
2 親子ふれあい活動
 子供たちは、家族や地域の方とともに体験活動をしました。アドバイスをもらいながら、一緒に作業をし、様々な人とのふれあいを通して、家族、地域の方々へ感謝の気持ちをもつことをねらいとして行っています。
 3年生は、校区探検で発見した汐田校区の自慢できる場所を、家族や地域の方に伝えるために、かるた作りに取り組んできました。「ふれあい活動」当日は、親子で参加の「かるた大会」を開催しました。子供たちが中心となって運営し、親子で汐田かるた取りをしてふれあいました。 
 このように子供たちは、学級、学年、家族、地域の人とふれあいながら、命の大切さを学び、心も成長しています。

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