【愛西市立佐屋中学校】 スマホ・ケータイ安全教室を通して〜常に他者を意識した使い方を〜
- 公開日
- 2019/08/30
- 更新日
- 2019/08/30
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
携帯電話やスマートフォンは、非常に便利な道具ですが、使い方を誤ると日常生活に支障が出たり、友人関係のトラブルや犯罪に巻き込まれたりする危険性もあります。また、本人にはそのつもりがないのに、自分が誰かを攻撃してしまうなどの加害者になる危険性もあります。今年度の本校でも、誤った使い方がきっかけで問題となる事例がありました。携帯電話やスマートフォンを利用する生徒が増えている状況の中で、そうしたトラブルで生徒が不安にならないように、警察の方を講師に招き、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。警察の方の話から、SNSウェブサービスに掲載した写真から住所を特定されることや、ゲームを通じて知らない人とつながりトラブルに巻き込まれることなど、生徒にも身近な例からインターネット上の危険について知ることができました。また、無料通信アプリでは、ささいな一言をきっかけにして、いじめなどの問題につながるケースを聞き、顔の見えない相手とやりとりするときの注意点について学びました。
生徒からは、「情報のやり取り等は便利だけれど、危険性もあることを心にとめておきたいです」「無料通信アプリでは、相手の顔が見えず、声も聞こえない状況の中で、いかに相手の気持ちを考えるかが重要だと思いました。だから、送信する前に見直すことが必要だと思いました」などの感想がありました。
この学びを生かして、携帯電話やスマートフォンを使う際には、目の前にいなくても、常に他者を考えた使い方を生徒には実践してもらいたいです。