【長久手市立南中学校】伝統文化について考えよう
- 公開日
- 2019/08/30
- 更新日
- 2019/08/30
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
地域に住む人々との触れ合いが少なく、郷土に対する愛着や意識が希薄になっている今、祭りや行事など地域との関わりが増える夏休みに、家庭でも話題にできるようにと、2年生では、「伝えること」を通して伝統文化について考えさせ、郷土への愛情を育てる授業を行いました。
初めに、長久手市の伝統行事について知っていることを挙げました。「警固祭り」「棒の手」と答える生徒はいたものの、実際に見たことがある、参加したことがあるという生徒は少なく、どんなものかよく知らないと答えた生徒も数名いました。その後、長く続いている行事と途絶えてしまった行事を比較しながら、伝統を守るとはどういうことかについて考えました。実際に「警固祭り」の映像を視聴し、参加者のほとんどが高齢者だということや、自分たちのようにあまり知っていないということ、地域の人とのつながりがあまりないことが問題だと気付き、「まずは自分たちが興味をもち知ること」「実際に参加すること」「地域の人に広めていきたい」など自分ができることを考えました。
本校では、毎時間、授業で学んだことを振り返りながら、「大切だと思ったこと」「自分なら何ができるか」「学びをどう生かしていくか」を考える時間を設け、「ワンページポートフォリオ」にまとめています。ワークシートとともに道徳ファイルに保管し、いつでも自分の学びを振り返られるようにしています。
今後も、道徳的課題を自分のこととして捉え、生活に生かしていける授業を行っていきたいと思います。