モラルBOX日記

【豊根村立豊根中学校】2020東京オリンピックの開催を通して

公開日
2019/08/30
更新日
2019/08/30

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校は、全校生徒が31名の小規模校です。校訓に「自立」を掲げ、学校生活を通して積極的に人とかかわり合い、主体的に取り組むことを目標に生活を送っています。生徒同士の仲はよく、お互いのよさを認め合うことができています。また、生徒会が中心となり、相手を温かい気持ちにさせる言葉を使って話すことを日々の生活の中で実践しています。
 本校では、2020年に行われる東京パラリンピックを題材に、全校で道徳科の授業を行いました。初めに、障がいをもっている方についてどう思っているか問いかけました。「できないことがある」「不自由な生活をしている」など、「かわいそう」という気持ちをもっている生徒が大半でした。しかし、車いすでぶつかり合いながらスポーツをしている様子や選手の気持ちを考えることなどを通し、「障がいがあっても思い切りスポーツを楽しんでいる」「お互いに称え合う姿があった」「前向きであきらめずに取り組んでいる」など、障がいがあっても自分たちと何も変わりがないということに気づきました。
 「2020年の東京パラリンピックによって、社会はどのように変わっていくか」という問いに、「ユニバーサルデザインが増えて、みんなが暮らしやすくなる」と生徒は答えました。2年後、スポーツの祭典がここ日本で行われます。生徒が日本でのオリンピック・パラリンピックの開催を通し、体も心も成長してほしいと願っています。