【安城市立安城西部小学校】スマートフォン、携帯電話の安全な使い方を知ろう
- 公開日
- 2019/09/02
- 更新日
- 2019/09/02
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、専門家(携帯電話会社)の話を聞くことで、正しいスマートフォン・携帯電話の使い方を知り、無料通信アプリ等のSNSのトラブルを未然に防ぎ、いじめ・問題行動などにつながっていかないようにするために、「スマホ・ケータイ教室」を実施しました。さらに、家族で、スマートフォンや携帯電話について考える機会になればと考え、5. 6年生と希望された保護者を対象に行いました。
本年度、携帯電話やスマートフォンの使用やSNSの利用などについて、5.6年生を対象にアンケートを行いました。その結果を見ると、自分用のスマートフォンや携帯電話を持っている児童は約38%で、タブレットやパソコンなどを合わせると70%の児童が、自分でSNSにつながる環境にありました。また、スマートフォンや携帯電話関連で、困ったり嫌な思いをしたりしたことがある児童は、全体の20%いることが分かりました。
当日は、アニメーションやドラマの映像を交えながら、個人情報を安易に公開しないこと、顔が見えない相手とのやり取りはトラブルが起こりやすいこと、うちの人と相談しながらルールを守って利用することなどの講話を聞きました。最後に、質問や感想を発表しました。
児童からは、「わたしは、今日のスマホ・ケータイ教室で、個人情報を教えているつもりはないのに、ばれてしまうということを初めて知りました。わたしは、自分の顔だけ隠せばいいと思っていたのでびっくりしました」「『無料』と書かれたアプリも、実は無料ではないかもしれないので、だまされないようにしたいです」「無料通信アプリだと、本当の気持ちが友達に伝わりにくいことが分かりました」「私には、お母さんがつくったスマートフォンのルールがあります。今までは嫌だなと思っていたけれど、今日の話を聞いて、ルールがあってよかったなと思いました」などの感想が聞かれました。
安城市には「安城市ケータイ・スマホ宣言」があります。今回の「スマホ・ケータイ安全教室」を機会に、家庭でもこの宣言にある五項目について話し合い、今後の生活に生かしていってほしいと思います。