【一宮市立大徳小学校】福祉実践教室
- 公開日
- 2019/09/02
- 更新日
- 2019/09/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
「福祉実践教室」を行いました。最初の全体講義で、講師から、「この講義を通して、相手の立場に立って考えることを学んでほしい」という話を聞きました。それから三つの講座に分かれました。
「車椅子体験」では、車椅子に乗って、段差や障害物を通りました。段差があることに大変さを感じる児童が多くいました。
「高齢者疑似体験」では、年齢を重ねたときに、身体はどのような状態になるかを学びました。ふだん簡単にできる階段の上り下りや手先の操作、新聞を読むことなどが、年齢を重ねるととても時間と労力がかかることを感じました。
「視覚障害者のガイドヘルプ」では、目の不自由な人を案内するときにはどうすればよいか、目が見えないとどのような状態になるのかを実際に体験してみました。
子供たちからは、「アイマスクを付けた友達をガイドするのは、とても怖かった」「目が見えないと、どこまで階段があるか分からずドキドキした」と話していました。
今回の講座を受けたことで、「全ての人が幸せに暮らせる社会」にするには、一人一人に何ができるかを考えるよい機会になったと思います。