【豊橋市立豊南小学校】エンカウンターを体験しよう
- 公開日
- 2019/10/04
- 更新日
- 2019/10/04
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
6年生を対象に養護教諭による、構成的グループエンカウンターのエクササイズとして「アドジャン」を行った。ねらいは、あいさつや話の仕方、話の聞き方、自他理解である。2〜3人のグループになり、養護教諭が黒板に、0〜9のテーマを示す。養護教諭の「アドジャン」の声に合わせて、子供たちは、0〜5の数字を手で作る。グループで出た数字を足し、1の位の数字がテーマになる。テーマに対して、全員発言し、周りは静かに聞く。それを何回か行い、どう感じたか、自分はどうだったかを振り返る。
子供たちは、ゲーム感覚で楽しみながら、活動することができた。養護教諭が、進んで話をする児童の姿を褒め、活動を認めてくれたことで、話の聞き方が変わり、うなずきながら聞いたり、相手の顔を見て聞いたりできる子が増えていった。また、ペアを何回も変えて行ったことで、「そうなんだ」など、肯定する言葉を使う子が増えていった。クラスの雰囲気も次第に明るくなっていった。
6年生の振り返りには、「楽しかった」だけでなく、「うなずきながら話を聞いてもらえてうれしかった」「これからは友達の目を見て話していきたい」と書いてあった。今回の「アドジャン」のように自己肯定感を高めるために、自己理解を促すアプローチを行っていきたい。