【清須市立西枇杷島中学校】「学び合い、支え合い、響き合う」道徳科の授業実践
- 公開日
- 2019/12/06
- 更新日
- 2019/12/06
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校では、今年度の現職教育の柱の一つを、「道徳科の授業実践」とし、授業力向上に努めています。本校の授業スタイルは、導入では「『主体的な学び』へと導く『問い』」を、展開では「『対話的な学び』を実践する学習プロセス」を、そして、終末では、「『深い学び』につながる終末」を考えた授業展開になっています。そこで、今年度、実践した授業について紹介したいと思います。
1年生の「『どうせ無理』をなくしたい」での実践です。この実践では、導入でロケット打ち上げの映像を見せ、「30人でロケットの打ち上げは可能か」という問いから授業に入りました。展開では、「自分自身が登場人物に似ているところや、見習いたいところ」を考えさせました。ここでは、グループ活動が取り入れられ、自分の考えと友達の考えを聞き、自分にはない価値観に触れることで、より自分の価値観を高められるようにしました。終末では、「自分に生かしたい植松さんの姿」を考えさせることで、一時間の授業での学びをまとめさせる手立てを取り入れました。
ワークシートには、「すぐに『無理』と言って物事を諦めないようにしたい」という考えをもつ生徒が多く、本時のねらいに迫る実践にすることができました。