【設楽町立設楽中学校】よりよい社会のためにできることって
- 公開日
- 2019/12/06
- 更新日
- 2019/12/06
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
中学1年生で、「よりよい社会のために」というテーマで、道徳科の授業を実践をしました。利用した資料は、「あったほうがいい?」という話です。この話は、ごみ箱が設置されずに、ポイ捨てが増えている様子とごみ箱を設置したことで、ごみ箱からごみがあふれてしまっている様子が示され、「街中に、ごみ箱は置かないほうがよいのだろうか」と、生徒に問題提起する内容となっています。
導入では、「よりよい社会とは何か」を生徒に投げかけました。それぞれが考えるよりよい社会とは、どんな社会なのかイメージを伝え合いました。
その後、資料を読み、ごみ箱やポイ捨てされている様子の写真を実際に提示して、「よりよい社会を実現するために、ごみ箱はあったほうがよいと思いますか」と投げかけました。生徒たちは、よりよい社会にするために、ごみ箱が必要かどうか自分の思いを伝え合いました。「ごみ箱がないと、ごみをきちんと捨てる人も困る」「自分たちできちんと持ち帰るべき」という意見から、「一人一人の意識が大切だ」というところまで話合いが進みました。
最後に、「よりよい社会のために、あなただったらどんなことができますか」と投げかけたところ、「ボランティアならできる」「ボランティアをやってみたい」という意見が多数を占めました。
後日、部活動ボランティアで町のごみ拾いをすることになりました。「よりよい社会にするために」というテーマで話し合い、ボランティアとして実際に取り組んだことで、生徒一人一人が、自分たちが暮らす社会について、見つめるきっかけになったと思います。