モラルBOX日記

【設楽町立名倉小学校】相手をいたわる気持ちで

公開日
2020/01/10
更新日
2020/01/10

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、福祉体験活動として、地域にある福祉施設への訪問を行っています。2年生は、「障がいのある人や高齢者と出会い、相手をいたわる気持ちをもって、相手の立場になって話をしたり、話を聞いたりする」というねらいで交流会を行いました。「こんにちは」と元気のよいあいさつをしながら中へ入っていくと、利用者の方々が、笑顔で迎えてくださいました。会が始まると、子供たちは練習よりも「大きな声で」「ゆっくり」「はっきり」と話しました。利用者の方々に伝わっているかを確かめながら話しているようでした。また、七夕の短冊づくりや折り紙あそびでは、実際に作る様子を見せながら折り方を教えたり、一緒に手を動かしたりするなど、終始相手の気持ちを考えて行動していました。
 帰る時間になると、利用者の方々が、何度も「ありがとう」と言って握手をしてくださいました。心の中が優しい気持ちでいっぱいになった時間でした。
 子供たちは、「折り紙の折り方を利用者さんに教えて、一緒に作れたので楽しかった」「利用者さんが拍手をしたり、笑ったりしてくれて、喜んでもらえたようでよかった」と話していました。