モラルBOX日記

【一宮市立尾西第三中学校】ピア・サポート活動を通して学ぶコミュニケーション

公開日
2020/03/09
更新日
2020/03/09

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、生徒たちに良質な人間関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身につけさせるために、「ピア・サポート活動」に力を入れ、取り組んでいます。「ピア・サポート」とは、「仲間による支援」を意味し、集団が相互に支え合う活動のことです。集団内での不安やトラブルなどを仲間内で共有して解決していけるよう、そのために必要なスキルを身に着けるプログラムが「ピア・サポート活動」です。
 主に実施した活動は、話し手の言葉の一部を聞き手が繰り返すことで、話し手の話を続けようとする意欲がわいてくることに気が付く活動「繰り返し技法」と、さらに聞き手が話し手の気持ちを推測する活動「事実と気持ちの理解」です。「繰り返し技法」では、言葉を繰り返すだけであった聞き手は、「事実と気持ちの理解」になると話し手の表情や言葉の端に意識が向き、より深く話を聞くようになりました。また、話し手は気持ちをしっかり伝えるために、言葉の工夫をするようになりました。互いの気持ちが一致すると、両者の信頼関係の構築につながることも体験できました。
 生徒の感想には、「日常の会話の中でも使えるものなので、生かしていきたい」というものが多くありました。