モラルBOX日記

【田原市立野田小学校】きちんとした生活することの大切さを考える

公開日
2020/03/11
更新日
2020/03/11

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 教材「見つからないリコーダー」を使って節度、節制をねらいに授業を行った。主人公のあきらは、夜更かしをして、寝坊した。登校中に忘れ物に気付いて戻り、慌てて自転車とぶつかりそうになった。散らかった部屋で忘れ物のリコーダーも見つけられないという内容である。
 導入では、きちんとした生活をしないで困っていることを考えさせることで、資料への興味関心を高めるとともに、自己の振り返るポイントを焦点化した。
 展開では、「1 あきらに対して思っている母の気持ち」「 2 あきらに対してのアドバイス」「 3 自分の生活で困っていることを解決するにはどうすればよいだろうか」という三点を話し合った。
 成果と課題は、次のとおりである。
・ふだんの生活がだらしないあきらを世話しながら、母親の怒ったり、困ったりしている気持ちを考えることで、だらだらした行動が家族や周りの人に迷惑をかけていることに気付くことができた。
・あきらに対するアドバイスを考える場面では、小グループで話し合わせることで活発な意見交流をすることができた。
・振り返りでは、あきらに対してのアドバイスを参考にして自分の困っていることに対しての解決策を考えることができていた。
・子供たちの様子や振り返りからは、ねらいとする価値を考えることができていたが、自己の課題を切実にとらえ実践していこうという気持ちまでは高めることができていないと感じた。
 課題を中心に、今後の授業展開や資料選び等の参考にしていきたいと思う。

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