【刈谷市立雁が音中学校】命の大切さを学ぶ教室
- 公開日
- 2020/02/25
- 更新日
- 2020/02/25
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、7月に、「命の大切さを学ぶ教室」を全校生徒対象に行った。交通事故により、実の息子を亡くされた方を講師に招き、体験談を語っていただいた。これまで、悩み苦しみ続けてきた時間の重さや胸の苦しさ、時間が動かずに止まってしまっているかのような切実さに、圧倒される時間であった。そこには、真剣な表情で、自分のことのように話を聞く生徒たちの姿、なかには涙を流している教員の姿もあった。
生徒の感想には、「これまで加害者にならないように、自転車の乗り方に気をつけるべきという話を聞いたことはあった。でも、被害者にならないようにと、被害に遭った家族の立場になって、心の底から伝えようする話は初めてだった。家族や友達を悲しませないように、本当に気をつけたいと思います」とあった。他者の命も、自分の命も大切にすることができる生徒を育てることができるよう、私たち教員も日々生徒と過ごしていきたい。