【日進市立赤池小学校】SNS、無料通信アプリで誤解が生まれてる
- 公開日
- 2020/03/12
- 更新日
- 2020/03/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
日進市では、日進市情報教育研究委員会が、小学1年から中学3年までの情報モラル教育の教育課程を作成しています。本校でも、その教育課程を基にして、情報モラルの授業を行っています。その中で、5年生「SNS、無料通信アプリで誤解が生まれてる」の実践を行いました。
はじめに、児童に本時のめあて、「メールの文を打って、友達とやりとりをしよう」を知らせると、児童は、楽しそうだとわくわくしていました。そして、文書作成ソフトで文をつくって、ペアと文だけでやりとりすることを伝えました。約束は、文だけを見せて表情や会話はなしです。遊びに誘うことをスタートにして、楽しそうにやりとりをしていましたが、中に不注意な文を送ってしまったペアがあり、その画面を全員に見せて、文だけを読むとどう感じるかを話し合わせました。また、その文を送ってしまった児童に悪意があったわけではなかったことを確認し、文面だけだと相手に思いが伝わなかったり、誤解を生じたりすることを、全員で認識しました。その後、動画「傷つくようなメールが友達からきたら」「インターネットで情報を発信する時は」を視聴し、インターネットで情報を発信するときの注意点についてまとめました。
今回の実践では、一人一人が実際にやってみることで、対面しないやりとりでは、誰もがちょっとした不注意で、相手を傷つけてしまうかもしれない危険性があるということを実感し、その上で、情報発信の注意点を学んだので、児童がより気を付けようという意識を高めることができました。