【刈谷市立平成小】ゲームサイトは気をつけて!〜無料って本当?〜
- 公開日
- 2012/05/01
- 更新日
- 2012/05/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
最近、ソーシャルゲームで遊ぶ児童・生徒が増加している。
無料で遊べると、テレビなどで宣伝をしているが、無料なのは一部だけである。ゲームの運営業者からの請求について、消費者センターに寄せられている相談の平均が10万円を超えるという現状がある。
そこで、4年生を対象に、ゲームについての指導をする機会を設けた。ゲームサイトへの正しい認識をもたせるために、ゲームのシミュレーションを通して、偽のアイテムがあることやアイテムを得るためのゲームでお金がかかる仕組みがあることに気づかせ、遊び方によって高額な料金がかかることを説明した。
翌日の朝の会では、帰宅してから、テレビの宣伝の中に「一部料金がかかる部分があります」という、文字を見つけたことを多くの児童が報告に来た。このようなゲームをする場合は、大人がいるところでやることが安心につながることを指導することもできた。
ネットの世界は新しい仕組みが次々に出てくる。今後も、具体的な題材を通して、子どもたちにネットに正しく接する態度を身に付けさせていきたい。